2020/10/23
海苔養殖いよいよ本格化
皆様、いよいよ今年度の、「海苔養殖」が各地域で、本格化してまいりました。
今年は、例年に比べて、気温の下がるのが、早い気がします。
九州地区では、10月18日から、野外採苗をスタートしています。
翌日の19日には、カキ殻糸状体の入った落下傘をすでに外している漁家も出るなど
種の放出具合も良好な滑り出しのようです。
宮城県下では、20日に一部の漁家を除いて、冷凍網の入庫が完了したようです。
入庫した網の沖だし作業については順次行われているが、進捗具合については、
張り出しを終えた漁家もいれば、まだこれから随時という漁家もあるようです。
現在のところ沖だしした海苔については、問題なく生長しているようです。
千葉県下では、早い漁家で、海苔芽が1~2cm程度に生長しています。
早い網だと、1.5~2cm程度に生長いており順調とのこと。
兵庫県下では、育苗は、西播地区の最も早い産地で11日頃から開始し、その後13日・15日・17日と
順次開始している模様で、淡路西浦地区・東播地区など、栄養塩が低下しているため様子を見ていて
開始されていないようです。
などなど、刻々と情報が入ってきますが、今年は少しは期待できそうと思うのは、私だけでしょうか?
今回も、海苔の産地状況を掻い摘んで長々と記載しましたので、「ばら海苔」の在庫状況は、
割愛させていただきますが、在庫状況は潤沢にありますので、お問い合わせをお願いいたします。